Zwiftがなくてもローラーは楽しい!?

2022年、夏。とにかく、暑いですね・・・

年々、夏の暑さが厳しくなり、外でのライドが難しくなってきたような気がします。。。
「冬は外で乗れないから、オフシーズンね」
と昔は言っていましたが、今は、
「夏も外で乗れないから、オフシーズンね」
になっちゃった感がありますね。

事実、昔に比べると夏のレースイベントは減少していますので、実質、夏の期間はオフシーズンという位置づけでも良いのだと思います。

が、オフシーズンという「誰かが乗っていない時こそ、乗るべき!」という考えの方も多いのではないでしょうか?
そんな方の多くが「涼しい室内でも快適にトレーニングができる=ローラートレーニング」を選択されている方が多いのでは?

しかし、外でのライドに比べて「ローラートレーニング=退屈」というのは避けて通れないところ・・・
Zwiftなどのアミューズメント性の高いツールを導入するのも手ではありますが、やはり導入コストも気になりますよね。

と、いうことで、今回は「Zwiftを使わなくてもローラートレーニングを楽しく(?)できるコツ」について書いてみましょう!

短時間で集中しよう!

まずは「短時間で集中力が続く内容」を行いましょう。
具体的には「30分から1時間」で「インターバルなどのメリハリを効かせた」ワークアウト。

「動画を見ながら、なんとなく2時間ほどローラーに乗る」みたいな方が多いのですが、ローラーでは実走でできない事をやった方が効果が高いので、「なんとなく長時間ローラーに乗る」はオススメしません。

「長時間で淡々とした内容」は、精神力を鍛えるにはバッチリですが、楽しくない事は絶対に続かないので無理はしないでおきましょう(笑)

感覚を研ぎ澄まそう!

五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を遮り、神経をワークアウトだけに集中させます。

具体的には「部屋を真っ暗にして、爆音でワークアウトする」という感じ。
視覚、聴覚を潰す事によって、ワークアウトの苦しみ、筋肉の痛み、呼吸の苦しさと向き合います。(相当ドMですが・・・)

その際、どの部分の筋肉でペダリングしているか”触って”意識させるとより効果的(具体的にはペダルを踏む時、大殿筋を触れるようなイメージ)です。

流石に「味覚」と「嗅覚」のコントロールは難しいですが、これらの感覚を意識する事で、短時間のワークアウトの効果を最大化させます。

その昔、ストラーダバイシクルズでも「ローラーナイト」と称して「暗闇の中、爆音を鳴らしてインターバルする」というイベントを開催していましたが、それの原点ってこの「感覚を研ぎ澄ます」という事なんですよね。

なりきる!イメージトレーニングしよう!

ローラートレーニングの最中は、否が応でも自分と向き合う時間になります。苦しさと真正面からぶつかる時間です。

それを緩和するためのZwiftだったりするわけですが、ここは敢えて、その苦しさ、ツラさと正面から向き合いましょう!

とは言え、苦しい&つらい事に向き合うには、それなりの心構えが必要ですよね。

「こんな、苦しい事に耐えている俺ってカッコイイ!プロ選手みたい!」

笑い話ではなく、ナルシシズム(自己陶酔)も重要です。
苦しい時、それを乗り越える為に「自分が疾走している姿、ゴールスプリントでもがいている姿、表彰台から見た風景」をイメージするのです。

肉体の限界を抑制するのはいつも心。心が強ければ自分でも驚くくらいの力が出せるもの。アドレナリンの力は偉大です(笑)

苦しい時ほど、カッコイイ自分をイメージする。実はローラートレーニングは最高のイメージトレーニングの機会だったりするのです。

快適な環境を作ろう!

最後は心構えというよりも仕組みの話。快適に集中したローラートレーニングの為には「汗対策」は絶対です。

エアコン&扇風機(工場扇風機を推奨)はもちろん、バスタオルやグローブ、替えのジャージなどを用意し、「ワークアウトの集中力を切らさない為の工夫」をしましょう。

ちなみに・・・汗はバイクにとって大敵!ローラーワークアウトの後のバイクはできるだけ清潔にしましょうね。(汗でアルミハンドルに穴を開けた人も多いので・・・)

さてさて、色々と書いてきましたが、”実走ではなく、「室内のローラートレーニングだからこそ」、「Zwiftを使わないからこそ」できるトレーニング”も存在することをおわかりいただけたのではないでしょうか。

より練習効率を上げる為、今一度、自分のローラートレーニング環境を見直してみるのも楽しいですよ!

なんでもお聞きください。

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