トライアスリートのパワートレーニング-体力ゲージを見える化!

「トライアスリートにとってのパワーメーター(パワートレーニング)ってどうなの?」

お店でお客様とお話ししていたりすると、そんなご質問をいただく事が昔からありまして・・・

以前から「トライアスリートにとってのパワーメーターの有効性」については、ものすごく大きなものがあると実感していたのですが、最近はトライアスリートのクライアント様を担当する事も多く、コーチングを行っていくにつれ、再認識したことなどがあったので、今一度、記録として残していこうと思います。

体力ゲージでペースコントロール

トライアスロンのライバルは目の前の他のアスリートというよりも、自分自身の体力とでもいった方が良いでしょうか。

いかに自分自身の体力を温存し、ゴールまで身体をスムースに運んでいくか。

この”体力のマネジメント”がトライアスロンの難しいところであり、面白いところでもあります。

”体力のマネジメント”をする為には、自分の体力がどれだけあるか、つまり、どれだけがんばったら、どこで力が尽きるか。格闘ゲームの「体力ゲージ」が尽きるイメージですね。

では、「自分自身の体力ゲージ」ってわかりますか?という事です。

FTPで体力ゲージを見える化!

結論から言うと”バイクパートにおける体力ゲージ”が、パワーメーターで見えるようになる。だから故にパワーメーターはトライアスリートにとっての必需品とも言えるのです。

パワートレーニングで用いられる「FTP値」の定義は「1時間走ができる出力」と言われています。

つまりFTPが250wのトライアスリートは1時間は250wで(理論上)走れるという事です。
人それぞれではありますが、オリンピックディスタンスのバイクパートの場合、距離は40km。平たん路メインのコースの場合、1時間弱を見ておくとして、このトライアスリートなら200wくらいのペースを保てば、ランパートまで足が残るイメージです。

”目の前のライバルよりも、目の前のサイコンと戦いながらバイクパートを淡々と終える”ようなイメージですね。

決められたペースをいかに守るか。過去のレースデータを振り返ることで見えてくるものがあります。

FTP=1時間走?

先ほど「FTP値」の定義は「1時間走ができる出力」と述べましたが、実際にパワートレーニングを行ったことがある方なら、この定義が怪しい(難しい)のはご存じかと思います。

自分自身もFTP走60分ってのは、正直、相当キツくて、現役時代も1回くらいしかチャレンジしたことが無かったような気がします(笑)

パワートレーニングも進化しており、このFTPの考え方も変化してきています。
我々、PEAKS COACHNG GROUPでは、クライアント様のFTPに関しては様々なデータから算出した上で、「オリンピックディスタンスならFTPの何パーセントでペースコントロールしましょう」というような設定を行います。

もちろんFTP値だけでなく、パワーメーター(パワートレーニング)ではトライアスリートにとって有益な情報が盛りだくさんに取得できます。重要なのは取得したそのデータをいかに活用するか、そこがコーチの技量とも言えるのですが、その点はおいおい綴っていこうと思います(笑)

なんでもお聞きください。

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